【ピックアップ調査資料】第17回 働く人の意識に関する調査(日本生産性本部)
2025.08.21
【労働新聞】
「ジョブ型希望」が微増に
調査は今年7月に、企業・団体に雇用されている20歳以上の者に対して実施し、1100人の回答を集計した。
希望する働き方について、メンバーシップ型を「同じ勤め先で長く働き、異動や転勤の命令があった場合は受け入れる」、ジョブ型を「仕事内容や勤務条件を優先し、同じ勤め先にはこだわらない」と定義して調査した。ジョブ型と回答した割合は前回調査(2024年7月調査)から1.5ポイント増と微増し、66.3%となった。一方、メンバーシップ型は微減し、前回比1.5ポイント減の33.7%となっている。
今後働くなかで、具体的に伸ばしたいスキルを複数回答で尋ねた。「ITを使いこなす一般的な知識・能力(OA・事務機器操作〈オフィスソフトウェア操作など〉)」が18.5%で最も高かった。「専門的なITの知識・能力」が12.8%で続いている。
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令和7年8月25日第3510号4面 掲載