【人的資本経営期のHR用語集】第138回 社員・従業員・人材 言葉遊びに過ぎず 「人財」表記も含めて/木谷 宏
2025.07.24
【労働新聞】
労働者」は社会的視点
企業、団体、自治体などで働く人の呼び方はさまざまだが、企業では「社員」、その他では「職員」とすることが多かった。しかし社員は、法律の観点から株主を意味する場合がある。またフルタイムで働く無期雇用の正規雇用労働者を社員(正社員)とすると、パートやアルバイトが含まれなくなる。こうした理由から、最近では“賃金を支払われて仕事に携わる人”を意味する「従業員」を用いることが一般的になった。
一方で「労働者」とすることもある。これは…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和7年8月4日第3507号12面 掲載