【ぶれい考】「積極的平和」めざして/北野 眞一
2025.05.15
【労働新聞】
労働組合が「なぜ、反戦運動をするのか?」と組合員などから質問されることがある。
「平和なくして、労働運動なし」とは先達の言葉だが、すべての営みは平和であることが大前提にあることは論を俟たない。世界的にも、労働運動はいつも平和を求める闘いの中心にあり、独裁者に立ち向かい、民主主義と人権を守る闘いの歴史だった。今もミャンマーをはじめ多くの国々で労働組合が民主主義や社会正義、そして平和のために立ち上がっている。
労働運動=特定イデオロギーに基づいた政治活動とみられているのかもしれないが、そもそも労働運動自体が平和な状態(社会)を求める営みであり、人々がこれまでも…
筆者:連合 副事務局長 北野 眞一
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和7年5月19日第3497号5面 掲載