【人事学望見】第1112回 上司への誹謗中傷と制裁 社長退陣迫った中堅幹部の解雇

2017.08.10 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

後あと怖いことに…

 経営権とは、会社を設立し、運営していく一切の権限をいう。ことに会社と従業員という労使関係においては、この権限は会社の専権事項であり、労働組合または労働者との共同決定(合意)を要しない会社の経営上の事項を指している(安西愈弁護士)。

退任役員に踊らされて決行

 企業内における正当な理由に基づかない造反は、企業の秩序に違反する行為として懲戒処分の対象になる。

 日本臓器製薬(本訴)事件(大阪地判平13・12・19)は、退任した取締役の擁立がからむ「お家騒動」だった。

 事件のあらまし

 医薬品の輸入・製造・販売会社の管理職(支店長)であるAらが、管理職組合を結成しつつ、社長と対立して退職した元取締役Bを擁立するため、経営陣の更迭を求め、総括している各支店で署名活動を行った。…

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
平成29年8月21日第3125号12面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。