【今週の注目資料】一般職業紹介状況(令和3年12月分および令和3年平均分)(厚労省)

2022.03.03 【労働新聞】
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求人上回り求職者増加

 令和3年の平均の有効求人倍率は1.13倍で、前年の1.18倍を0.05ポイント下回っている。有効求人数は前年比で1.6%増加したが、有効求職者数がこれを上回る同6.6%増と、大幅に伸びている。新規求人倍率は2.02倍だった。就職件数は同1.7%増加している。

 令和3年12月の数値を季節調整値でみると、有効求人倍率は1.16倍で、前月より0.01ポイント高い。有効求人数の増加は前月比1.8%で、有効求職者数の同1.6%の増加を上回った。新規求人倍率は同0.17ポイント上昇し、2.30倍となっている。正社員有効求人倍率は、同0.01ポイント低下して、0.86倍だった。

 新規求人数を原数値でみると、前年同月比12.2%増加している。増加している産業は、製造業(34.6%)、情報通信業(20.4%)、などがある。

一般職業紹介状況(令和3年12月分および令和3年平均分)

この連載を見る:
令和4年3月7日第3343号4面 掲載

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