【建設労務安全衛生…こんな時どうしますか?】64  せめてヒヤリハットにとどめたい

2022.01.27 【安全スタッフ】
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 当社は死亡災害が10年以上発生していませんが、休業災害は毎年数件発生しています。なかには災害には結びつかなかったものの、ヒヤリハットの報告も受けています。もちろん、ヒヤリハットでもたまたま災害にならなかっただけで、安全であったとはいえません。休業災害になるのとヒヤリハットで済むのとでは、そこに何らかの関係があるのでしょうか? 完全な安全を確保できていない当社としては、せめてヒヤリハットにとどめたいのですが、関係性を教えて頂きたいと思います。

レジリエンスを働かせましょう

 最近、レジリエンスという言葉がその能力と併せて安全の分野でも使われてきました。もともと、この言葉は物理学とか生態学の世界で使用されてきた概念で、外的圧力を跳ね返す回復力や、対応力、環境適応力などを意味して、今は災害での被害を回復させる過程での考え方(モデル化)として用いられることが多くなりました。労働災害を防止しようとする安全の世界では対応能力、危機管理能力としても注目されてきています。…

執筆:中込労務安全事務所 中込 平一郎

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2022年2月1日第2395号 掲載

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