氷河期世代の支援開始 窓口開設は東日本初 埼玉労働局

2019.10.30 【労働新聞 ニュース】
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 埼玉労働局(木塚欽也局長)は、就職氷河期世代の就職を支援する専門窓口である「35歳からの就活サポートコーナー」をさいたま市の埼玉わかものハローワーク内に開設した。

 35歳から概ね50歳以下の求職者で、非正規雇用の就労経験が多い者や就労期間が短い者、就労経験がない者を主な対象としている。同世代を対象とした窓口の開設は全国では5番目で、東日本で初。同窓口では、担当制による個別支援や職業訓練へのあっせんに加え、各種セミナーの開催、公認心理師による相談など、手厚いサポートを行う方針である。

 厚労省は同世代の支援対象を約100万人と推定。特定求職者雇用開発助成金制度の対象としているほか、来年度からは3年間の集中支援として「氷河期世代支援プログラム」を開始する。固有の課題や人材ニーズを踏まえつつ、同世代の正規雇用者を30万人増やす狙い。

令和元年10月28日第3230号5面 掲載

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