墜転落災害が50%に達する 住団連調査

2013.08.15 【安全スタッフ ニュース】
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 (一社)住宅生産団体連合会は、「平成24年低層住宅の労働災害発生状況報告書」をまとめた。住団連会員であるハウスメーカーのうち、回答のあった655社の労働災害発生件数は合計446件。工事の種類別でみると、新築工事での災害が最も多く、1000棟当たり2.42件となっている。

 型別では、墜・転落災害が年々増え、今年は災害全体の50%を占めた。内訳を見ると、脚立からの墜・転落が24.2%で最も多く、足場からが16.6%と続いている。また、昨年は梁からの墜・転落も目立ったという。「重篤な災害となる可能性が高いため、安全ネットや仮床、安全帯などを適正かつ効果的な時期に設置するよう、管理者が繰り返し指導する必要がある」としている。

 また、墜落に次いで依然として多いのが全体の約20%を占める工具使用時の災害。ほとんどは、丸のこ、釘打ち機によるもので、事故事例を使った教育で適正な使用方法を理解させることが必要とした。

平成25年8月15日第2192号 掲載

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