適切な安全帯を使用せずに送検 大阪中央労基署

2025.08.19 【労働新聞 ニュース】
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 大阪中央労働基準監督署(渡邊和美署長)は、足場の解体作業中に現場責任者が高さ約20メートルから墜落して死亡した労働災害に関連して、足場の組立・解体工事業の㈲松栄商会(大阪府堺市)と死亡した同社の現場責任者を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。

 労災はビルの解体現場で発生した。被災した現場責任者は、高所作業中に法令で着用が義務付けられているフルハーネス型墜落制止用器具ではなく、腰ベルト式の安全帯を着用していたうえ、ロープの一端を単管などに固定していなかった。他の現場作業員はフルハーネス型を着用していた。

【令和7年7月28日送検】

令和7年8月18日第3509号5面 掲載
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