【トピックス】全国安全週間労働局パトロール リスク低減へ遠隔・自動化を視察 新たな熱中症予防策も重点に
2025.08.08
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
全国安全週間の準備期間と本週間中、都道府県労働局が建設現場の安全パトロールを実施した。震災復旧現場やトンネル工事現場では、危険性の高い重機での掘削作業や重量物運搬を遠隔化、自動化することで、重機に接触するリスクを低減し、生産性を向上させる先進的な現場の取組みなどを視察している。高所作業やクレーン作業などによる重篤な災害に注意を促すとともに、新たな熱中症予防対策の実施状況も確認した。
危険度高い復旧工事 DX活用で安全確保/石川労働局

遠隔地(千葉県)からの操作デモも
石川労働局(八木健一局長)は6月18日、政労使合同のパトロールを行った。全国安全週間準備期間に能登半島地震の復旧・復興工事の労働災害防止を呼び掛けるもので、輪島市内の「令和6年能登半島地震地すべり(曽々木・渋田)緊急復旧工事(施工:㈱大林組北陸支店)」の安全対策を確認した。
落石などの危険が残る現場では、安全に工事を進めるため最新の情報通信技術やDX技術の活用が進む。土砂崩壊の恐れがある危険場所ではリモコンバックホウによる無人施工が行われ、…
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2025年8月15日第2480号 掲載