【ズームアップ】夏季の感電災害に注意 「身体の汗濡れ」で被害が大きく/横浜西労基署
2025.07.10
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
神奈川・横浜西労働基準監督署では、汗をかきやすくなる夏季の感電災害に注意を呼びかけている。管内では昨年夏に感電による死亡災害が発生。身体が濡れて電気が流れやすくなることでリスクが高まるという。リーフレットを作成し、確実なアースの設置と漏電遮断器の併用、ケーブルの損傷の点検など、災害防止のポイントを示している。
低圧でも死亡につながるおそれ
夏に発生が増えるのが感電災害。汗をかいて身体が濡れることで電流が流れやすくなり、死亡や重篤な労働災害につながる危険性が高まる。同労基署管内では、昨年8月にプラント内で補修工事中の作業者が感電死する事故が発生したことから、夏季の感電災害に注意を呼び掛けるリーフレットを作成し、安全大会などの機会に配布して周知を図っている。
災害は、建設業で働く20歳代の作業者が…
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2025年7月15日第2478号 掲載