【特集1】対話を重視した“考えさせる”安全活動 自由な意見引き出し改善へ 「褒める」巡回が意欲を向上/旭化成㈱ 製造統括本部川崎製造所

2025.06.26 【安全スタッフ 特集】
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 旭化成㈱川崎製造所では、「対話」「褒める」「5S」を3本柱に掲げた活動を展開している。対話活動は、グループKYなどに管理者も参加し、問いかけや解決策のヒントなどを交えながら部下自らに考えさせ、上司の前でも遠慮なく意見が出せる雰囲気の醸成に努める。褒める活動では、“STOPおじさん”と呼ばれるベテラン社員の巡回で、当たり前に行っている安全行動を評価して、現場で働く人のモチベーション向上を狙う。ポジティブな面を重視した活動は現場からの改善提案などに良い影響を与えており、製造所全体の安全文化向上にも寄与している。

水面下にある意識の変革を

 川崎臨海部にある塩浜地区・浮島地区と千葉工場の3拠点からなる旭化成㈱の川崎製造所。構内には化学製品の製造、研究開発、生産技術、支援部門などさまざまな業種が混在し、同社社員と常駐協力会社を含めて約2000人が働いている。

 同製造所では、2018年度に労働災害が続いていた時期に、安全文化の醸成をテーマとした活動を開始した。活動当初に実施した外部機関による安全文化診断の結果、製造系3部署の安全レベルは、…

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2025年7月1日第2477号 掲載
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