中小企業 男性労働者の月平均時間外14.4時間に 年休取得率は66% 東京都・調査

2024.02.18 【Web限定ニュース】
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 東京都の「中小企業の賃金事情(令和5年版)」調査によると、中小企業で働く労働者の令和5年7月の平均時間外労働時間は、男性14時間40分、女性8時間28分だった。コロナ禍の3年7月に実施した前回調査と比べて、男性が2時間、女性が1時間程度伸びている。

 男性の時間外労働時間を産業別にみると、建設業の21時間41分が最も長い。運輸業,郵便業は17時間42分、製造業は15時間27分などとなっている。今年4月から、時間外労働の上限規制が建設業や自動車運転業務に適用されるなか、前回と比べて建設業で約3時間伸びた一方、運輸業は4時間以上縮減した。

 全産業平均の所定労働時間は1日が7時間46分、1週間が39時間3分、1年間が1930時間20分で、1日の平均休憩時間は1時間2分だった。いずれも前回調査と比べて、めだった変化は見られない。

 休日・休暇の取得状況も調べている。令和4年1年間の年間休日数は、全産業平均で115.1日だった。年次有給休暇の1人平均の利用日数は10.5日となり、平均利用率については過去最高の66.4%に上っている。

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