転倒災害防止でパンフ作成 東京小売安全協議会

2024.02.07 【労働新聞 ニュース】
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 東京都内の大手小売企業や業界団体、東京労働局が安全対策について話し合う「TOKYO小売業SAFE協議会」は、業界内でとくに発生件数の多い転倒災害を防止するため、安全対策の好事例を盛り込んだパンフレットを作成した。同協議会のメンバーのうち3社の取組みを紹介している。

 たとえば、スーパーマーケット業のサミット㈱では、青果部門やベーカリー部門など、現場の複数の部門が連携し、入社時の安全教育の動画を作成している。教育水準の向上につながり、新規入職者が多いなかでも、災害発生率が低減した。

 パンフレットでは、転倒につながる「つまずき」や「滑り」の原因と対策も解説している。パンフレットを同労働局のホームページに掲載するほか、管下18労働基準監督署が事業場を訪問する際に配布し、小売業全体の安全意識の向上を図る。

令和6年2月5日第3435号3面 掲載

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