厚生労働省は７月４日、令和5年度安全衛生厚生労働大臣表彰中央表彰式をLEVEL XXI 東京會舘（東京都千代田区）で開催した。畦元将吾厚生労働大臣政務官が功労賞２名と優良賞15事業場）に表彰状を手渡し、「安全衛生水準向上への多大な貢献と成果に感謝する」と栄誉を称えた。

　優良賞は安全衛生に関する水準が特に優秀で、他の模範と認められる事業場を対象とするもの。受賞した（株）ADEKA富士工場では、相互啓発型の安全文化を目指して、ヒヤリハットや５Ｓ活動、従業員同士が声を掛け合うポジティブコミュニケーションを推進し、リスクの低減を積極的に図っている。「受賞を機に初心に立ち返り、安全な職場作りを目指す」と、同工場の草野昭二工場長が受賞者を代表して謝辞を述べた。