IoT技術で時短 部品輸送事業者を視察 愛知労働局

2022.12.19 【労働新聞 ニュース】
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 愛知労働局(代田雅彦局長=写真左)は、長時間労働の削減に積極的なベストプラクティス企業として自動車部品輸送業の碧南運送㈱(同県豊田市、榊原俊二取締役社長=写真右)を視察した。同社はIoT技術を活用して効率的な作業順序を検討し、待機時間などの短縮に取り組んでいる。

 成果の一例としては、今年6月には稼働(運転+作業)11.6時間、待機2.8時間だったルートで、稼働9.1時間、待機0.8時間まで短縮することに成功。デジタルタコグラフなどを用いて乗務員の稼働状況を把握し、待機が30分以上続く場合は作業順序の入替えを検討する。荷主にもデータを示すことで、納入時刻変更に理解を得ている。代田局長は「意義ある取組み」と評価した。

令和4年12月19日第3381号4面 掲載

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