【ズームアップ】ヒヤリ・ハット活用し改善へ 賛同事業場とともに推進運動を展開/建災防埼玉県支部&埼玉労働局

2022.10.27 【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
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 建設業労働災害防止協会埼玉県支部(島村健支部長)は、事業場でヒヤリ・ハット報告を集め、労働災害発生のリスク低減へとつなげる「ヒヤリ・ハット活動推進運動埼玉」を展開している。9月の運動強調月間には、運動推進に向けた集会を開催するとともに、県下一斉安全パトロールで工事現場の安全対策を確認して運動参加の機運を高めた。

報告を分析して安全対策に活用

 1件の重大災害の背景には、29件の軽微な災害、300件のヒヤリ・ハットが存在しているといわれている。運動は、このヒヤリ・ハット=「作業中に、もう少しでケガをしそうで危なかった状況」の情報を収集し、今後の災害防止に活用していく狙いがある。

 賛同する事業者は、運動実施責任者を選任し、所属する建災防分会へ賛同書を提出。工事現場ごとに運動の周知を図り、新規入場時などに作業員へ教育を実施する。実際に作業員が…

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2022年11月1日第2413号 掲載
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