医療費 高齢者自己負担10月から2割に 政府
2022.01.26
【労働新聞 ニュース】
政府は一定の所得のある後期高齢者の医療費の自己負担割合を、10月から2割に引き上げると決定した。来年度予算案で方針を明かしたもの。昨年6月に成立した改正高齢者医療確保法では、10月から令和5年3月までの間に引き上げると定めていた。最も早い時期での施行となる。
後期高齢者の医療費の自己負担については、現役世代の負担軽減の観点から、経済団体や被用者保険の保険者から、早期引上げを求める声が多数挙がっていた。
令和4年1月24日第3337号3面 掲載