6年度保険料率 10%維持を決定 協会けんぽ

2024.01.15 【労働新聞 ニュース】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 全国健康保険協会(協会けんぽ)は、来年度の全国平均保険料率について、10%の維持を決めた。決算では黒字が続いているものの、医療費の伸びが賃金の伸びを上回る赤字構造が解消されておらず、中長期的な財政運営の観点から、10%を維持する必要があると判断している。

 平均保険料率については、協会けんぽが平成30年度に「中長期的な観点で考える」とする方針を表明した。以降方針に変更はなく、単年度収支で黒字が見込まれる場合であっても、料率を引き下げず、準備金残高を積み上げてきた。

 維持を決定した運営委員会では、事業主代表から少子化対策支援金の動向を懸念する声が出た。労使は追加の拠出を求められるため、これまでと同様「中長期的な視点だけで10%を維持するという一点だけではもたない」と強調している。

関連キーワード:
令和6年1月15日第3432号2面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。