転倒の半数は「滑り」が要因 床面改善と靴選びで対策を 神奈川産保センター

2021.10.22 【安全スタッフ ニュース】
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 神奈川産業保健総合支援センターは9月30日、中高年労働者の運動機能低下と転倒災害防止研究会をwebライブ配信で開催した。労働災害総数に占める割合が増加傾向にある転倒災害について、労働安全衛生総合研究所リスク管理研究グループの大西明宏上席研究員と柴田圭研究員が「滑り」「つまずき」のメカニズムと職場での予防対策を解説した。

 転倒の半数は「滑り」によるもので、滑りやすさと止まりやすさは床面と履物の間に生じる摩擦係数が大きく関わってくる。足を滑らせたときでも、動摩擦係数が高ければ転倒するまえにブレーキをかけて止まることができるため、床面のコンディションの改善と適切な靴選びが対策のポイントになるという。同研究所作成の映像教材などを紹介し、転倒防止対策を講じる際の参考にしてほしいとした。また、リスクを見える化するために摩擦係数を測定する取組みについても説明した。

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