未導入事業場は法違反が2倍に 神奈川労働局

2011.10.01 【安全スタッフ ニュース】
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 神奈川労働局(及川桂局長)は、今年の7月に実施した建設業集中監督の結果をまとめた。労働安全マネジメントシステム(OSHMS)の導入と安衛法の違反を比較したところ、導入している事業場と導入していない事業場では法違反率に2倍の差が出ていることが分かった。

 監督指導を行った201現場中、OSHMSを導入していたのは88現場(44.4%)。そのうち、法令違反があるとして是正勧告したのは11.1%だった。一方、未導入の事業場をみると、是正勧告を受けたのは23.7%で、違反率に差が出ていた。使用停止命令の数も、OSHMSの導入事業場は未導入事業場の6分の1にとどまっている。

 また、リスクアセスメントの取組み状況では、「機械・設備・作業」によるものの導入率は69.8%で多くが導入していたが、「化学物質」によるものは32.9%と低調な状況がみられた。

平成23年10月1日第2147号 掲載

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