死亡災害増加で緊急対策を要請 神奈川労働局

2011.11.15 【安全スタッフ ニュース】
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 神奈川労働局(及川桂局長)は、管内で死亡災害が昨年を上回るペースで発生している状況に憂慮し、10月19日に災害防止団体を集めて緊急対策を要請した。9月30日現在で、製造業が8人、建設業15人、陸運業5人となり、それぞれ前年同期の数を上回っている。

 製造業では、製品を加工する機械の清掃中に攪拌部分に巻き込まれる、機械のローラー部分にグリスを塗っていた際にローラーを停止しておらず回転軸に巻き込まれるなどの災害が発生。特に補修やメンテナンス作業でのものが目立っているという。

 及川局長は各災防団体担当者へ要請書を手渡し、「年末までに何とかして災害の発生を減らしたい。危機意識を共有して頂くとともに、会員への周知などをお願いしたい」とした。

 神奈川労働局は今後、製造、建設、陸運業それぞれに点検票を配布し、現場の改善を図る。

 また、12月には県下の300以上の建設現場に対して労働基準監督署による一斉監督に入るとともに、労働局長による現場パトロールも実施する予定だ。

平成23年11月15日第2150号 掲載

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