離職率半減した訪問看護業大賞 能率協会・表彰

2021.02.10 【労働新聞 ニュース】
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 日本能率協会(中村正己会長)は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりを行っている企業や団体の取組みを「KAIKA Awards 2020」として表彰した。大賞には、離職率半減に成功した訪問看護業のソフィアメディ㈱(東京都品川区)など3社を選んでいる。

 同社では、2時間単位での年次有給休暇取得制度の導入、再雇用制度の上限年齢の75歳への引上げ、月1回の従業員満足に関する調査実施――などに取り組む。訪問件数だけでは測れない負担感にも配慮し、「中重度患者に対するケア」や「緊急対応」などを評価に反映している。結果的に最近4年間で、従業員数が約800人へと倍増し、離職率は17%から8%に減少した。

令和3年2月8日第3292号3面 掲載

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