【ぶれい考】再認識した直接会う価値/石上 千博

2020.12.10 【労働新聞】
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 今年も残すところあとわずかとなった。今年は、世界中が新型コロナウイルスに振り回され、様ざまな変化が起きた年だった。このように感じている人が多いのではないだろうか。世界的にも、多くの人々が罹患し、死者も150万人に迫っている。日本でも緊急事態宣言が発せられ、人や物の動きが止まり経済的に大きなダメージを受けた。そして、何度も繰り返す感染拡大に人々の不安は高まっている。

 このようななか、コロナによって新しい変化が生まれ広がった年でもあった。その1つは働き方だ。職場・職種によって差があるとはいえ、通勤や出張を抑えるなかで在宅勤務やリモートが急速に広がり、移動できない状況下での仕事が変化した。リモートでの会議は、私自身も、…

筆者:連合 副事務局長 石上 千博

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令和2年12月21日第3285号5面 掲載
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