【今週の注目資料】2017年度新入社員秋の意識調査(日本生産性本部)

2018.03.15 【労働新聞】
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条件重視の転職志向減少

 子供が生まれたときに育児休暇を取得したいか尋ねたところ、男性の79.5%が「そう思う」と回答した。昨年より2.2ポイント上昇し、平成23年以降で最も高い割合となっている。女性は、98.2%が「そう思う」と答えている。

 残業が多いものの、仕事を通じて自分のキャリア、専門知識の向上に期待できる職場と、残業が少なく平日でも自分の時間を持てる職場のどちらを好むか聞くと、82.5%が残業の少ない職場と回答。過去最高値だった28年の86.3%から3.8ポイント減少したものの、12年以降では2番目に高く、引き続き高水準を維持した。男女別では、男性の77.3%、女性の94.7%が残業の少ない職場を好むとした。

 条件が良い会社があればさっさと移る方が得と思っている社員の割合は、44.0%。24年以降上昇を続け、28年には54.6%と過去最高を記録したところから、10.6ポイント低下した。12年以降では、6番目に高い割合である。また、男性は49.2%、女性は32.1%だった。

 調査は、男性133通、女性57通の計190通の有効回答を得ている。

2017年度新入社員秋の意識調査

この連載を見る:
平成30年3月19日第3153号4面 掲載

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