【トップ&キーマンいんたびゅう】「現場力の強化」によって安全も確保

2015.09.15 【安全スタッフ】
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 常に危険な状況にある建設現場において安全を確保するには、元請けと協力会社が一体となっての取組みが必要不可欠――。この要諦を作業所長時代に痛感したという飯塚社長。現場力を重視し強化を図る姿勢は、経営のトップにある今も変わらない。

東急建設㈱ 取締役社長
飯塚 恒生 さん

――これは業種を問わずなのですが、生産現場における事故・災害防止策の徹底は、経営トップの意志、決断いかんに関わってくるといわれています。ということで、飯塚社長には経営上の「安全」の位置付けからお伺いしたいと思います。

飯塚 まず一番に考えなければならないのは、経営の社会的責任という点ですね。当社の今年度からの新中期経営計画(3カ年)の基本方針の第1項では「『現場力の強化』による安全・品質・工程・利益の追求」を掲げています。そのなかでもとくに安全・災害防止を徹底しないと、競争力とかお客様の信頼が得られません。安全は企業が勝ち残るための大事な要素です。

 昔の話になりますが、私が平成2年に初めて作業所長を務めたとき、先輩から「現場というのは安全じゃない、いつも危険な状態にあるものだ。それを常に意識して安全管理に当たるべきだ」と教えられました。そのときの横浜市高速鉄道3号線・あざみ野駅建設工事は、通常であれば4年半かかる工事を3年半に縮めて終えなければならない突貫工事だったものですから、…

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平成27年9月15日第2242号 掲載

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