【裁判例が語る安全衛生最新事情】第192回 大阪泉南アスベスト国家賠償事件 石綿粉じんに対する国の規制権限行使 大阪高裁平成23年8月25日判決

2014.01.01 【安全スタッフ】

Ⅰ 事件の概要

 大阪府の泉南地域において、石綿(アスベスト)製品の製造加工工場で作業した労働者、その家族、その相続人、工場の近隣において農業を営んでいた住民X1らが、被告国に対して、石綿粉じんのばく露によって重い健康被害を受けたのは、被告国が、石綿工場において発生および排出される石綿粉じんのばく露によって生じる健康被害を防止するために必要な規制権限を行使せず、石綿粉じんの有害性などに関する適切な情報提供および安全教育の義務づけをしなかったからであるなどとして国家賠償法1条1項に基づく損害賠償請求をした。…

執筆:弁護士 外井 浩志

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掲載 : 安全スタッフ 平成26年1月1日第2201号

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