【落語家柳家小満ん ちょっと一席風流噺】第11回 紋付け

2016.04.18 【労働新聞】

 <紋付けで格天井の施主につき>

 江戸時代「紋付け」という遊びがあった。枡目のある紙に役者などの紋所を一つずつ画(か)いておき、中央の枡は空白とし、そこへは紋所の一つを小紙に画いて畳んでおく。銘々が好みの紋へ決まった金銭を張ってから、中央の隠した紋を開き、当選者に景品を出すという賭け事であった。最初の内は景品も小額の物であったが、後には高価な景品や高額な賞金となって禁じられた。

 <紋付けで贔屓を省き欲が知れ>…

筆者:落語家 柳家小満ん

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掲載 : 労働新聞 平成28年4月18日第3061号7面

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