【社労士が教える労災認定の境界線】第378回 現場責任者がストレスによる胃潰瘍で死亡

2025.06.26 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 建設会社で現場責任者として勤務していた62歳の社員が、出血性胃潰瘍を発症して自宅で倒れ、その後死亡した。

判断

 発症した胃潰瘍が、労災認定基準が示されていない「その他業務に起因することが明らかな疾病」に該当するか否かが判断された。結果として、今回のケースは、医師の診断内容や長時間労働、精神的ストレスなどの状況により発症したものとして、業務上と認定された。

解説

 本件は、以下の点が労災認定の根拠となった。①現場責任者として施主や元請けとの工期や仕様変更についての困難な交渉があり、…

執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会
林社会保険労務士事務所 所長 林 弘嗣

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2025年7月1日第2477号 掲載
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