【事故防止 人の問題を考える】第203回 これからの労働災害防止を考える④

2025.05.27 【安全スタッフ】
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建設機械のハード対策が進む

 前回に続き、労働災害のさらなる減少に向け、過去を学び、今後の現場の安全活動の取組みの方向について考えていきます。今回も、平成9年から令和5年にかけ、死亡災害が大幅に減少した時代の話です。ハード対策だけでなく、ソフト対策も効果がありました。

◎ラフタークレーンのリミッター

 ずいぶん昔から、ラフタークレーンは構造規格によりリミッター(過負荷防止装置)の設置が義務付けられていましたが、それが普及するにつれ、リミッターをオフにしてそれを無効化し、クレーンの能力を最大限まで使おうとし、それにより誤ってクレーンの転倒を招くケースが問題視された時代があります。オペレーターの危険軽視によるヒューマンエラー災害です。今ではかなり減ってきています。

◎ユニック車にもリミッター

 10年ほど前、建設現場のクレーン転倒災害をみると、ラフタークレーンよりも、…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2025年6月1日第2475号 掲載
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