【事故防止 人の問題を考える】第202回 これからの労働災害防止を考える③

2025.05.12 【安全スタッフ】
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ヒューマンエラー対策は航空業界が先行

 前回に続き、労働災害のさらなる減少に向け、過去を学び、今後の現場の安全活動の取組みの方向について考えていきます。

 今回は、航空業界のヒューマンエラー対策を紹介するとともに、平成9年から令和5年にかけ、死亡災害が大幅に減少した時代の話です。

航空業界の先進的な取組み

 航空、鉄道、原子力発電など、事故により一度に大量の犠牲者がでるおそれがある分野では、建設業が始める数十年前から、ヒューマンエラー対策は盛んに進められていました。

 例えば、航空業界では、ヒューマンエラー災害で最も優先度が高いのはパイロットであるため、パイロットのヒヤリハットを集めようとしました。しかし、プライドが高いパイロットです。ヒヤリハットは、自分のミスと紙一重のため、ヒヤリハットを経験しても、それを表に出しにくいことが予想されました。そこで、…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2025年5月15日第2474号 掲載
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