【転機迎える賃上げ管理】第1回 安倍首相が問題提起/河合 克彦

2015.01.12 【労働新聞】

 政府と経営者・労働団体の代表らからなる政労使会議で、安倍首相が「年功序列の賃金体系を見直して、労働生産性に見合った賃金体系に移行することが大切である」と問題提起した。年齢や勤続年数とともに賃金が上昇する年功賃金を見直そうというものである。賃金表で管理して毎年号俸が上がる方式(定期昇給)に代表される「積み上げ型」の賃金体系の見直しが迫られている。賃金表を持たない企業もあるが、そこでも「積み上げ型」の賃上げ管理を行っているところがほとんどである。

 本稿のテーマも「賃上げ管理」となっている。「賃上げ」という言葉は「積み上げ型」を前提とし、「賃金は毎年上がるもの」という意識が背景にある。これら意識や賃上げの仕組みが転機を迎えようとしている。…

筆者:㈱河合コンサルティング 代表取締役 河合 克彦

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掲載 : 労働新聞 平成27年1月12日第3000号5面

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