【人事学望見】第937回 不可欠なラインによるメンタルヘルス 専門医より頼りになる上司の眼

2013.12.02 【労働新聞】

相談に乗る態勢づくりを

 中央労働災害防止協会が運営している「安全衛生情報センター」では、労働者の心の健康のための指針の中でメンタルヘルスケアの推進について①セルフケア②ラインによるケア③事業場内産業保健スタッフによるケア④事業場外資源によるケアを提言している。

必ず現れる心の不調状態

 「管理監督者は、部下である労働者の状況を日常的に把握していなければならないという責務を負っている」

 山川製作所でも、心の健康問題が労働衛生管理の中核的課題として、急浮上しており、幹部会の席上の冒頭で、中村常務兼人事本部長が強調した。毎月開かれる幹部会は、営業成績、生産工程管理が中心になっており、メンタルヘルスは初めて登場した課題だった。

 きっかけは、営業成績のトップ争いに常時加わっている原田の変調について、事実上の責任者であり、直属上司でもある上村1課長が、坂田営業部長に報告したことによって表面化していった。…

この記事の全文は、読者専用サイトにてご覧いただけます。
読者専用サイトへログイン 読者専用サイトへはこちらからログインしてください。
※読者専用サイトは、定期刊行物(労働新聞または安全スタッフ)の購読者専用のサイトです。詳細・利用方法は、読者専用サイトのご案内をご覧ください。
ジャンル:
掲載 : 労働新聞 平成25年12月2日第2947号12面

あわせて読みたい

ページトップ