【同一労働同一賃金対応 基本給に切り込む! 職務分析・職務評価】第10回 企業事例① 職務と等級を結び付け 成長で時給が上がるよう/橋岡 雅典

2023.09.07 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

新人・古株で差なく

 ここまで職務分析・職務評価の手法を説明してきたが、今回と次回は事例を基に、全体を振り返って解説していきたい。取り上げる事例の実際の数字や内容については、これまでと同様加工している点をご了解いただきたい。また、今回の事例は第8回で取り上げた事例とは別の企業だが、共通する課題はやはり多いと改めて実感している。

 職務分析・職務評価を実施し、職務等級、職務給の設計を行ったA社の事例を紹介する。

 A社は飲食業で、従業員数は55人。従業員の内訳は正社員が18人(うち6人は本社総務人事や経営企画室などに勤務)、短時間パートが37人(学生12人含む)で、店舗は3店舗(いずれも近隣)を運営。全店舗がランチからディナーまで営業を行っている。正社員・パートとも、等級制度はなく、賃金テーブルもない。昇給は最低賃金のアップに合わせて行っている状況であった。…

筆者:はしおか社会保険労務士事務所 社会保険労務士 橋岡 雅典

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和5年9月11日第3416号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。