【同一労働同一賃金対応 基本給に切り込む! 職務分析・職務評価】第5回 職務分析② 権限表作成も有効手段 目標や部下の有無で整理/橋岡 雅典

2023.07.27 【労働新聞】
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事前に組織図を用意

 前回は職務分析のうち、「業務の内容」の洗い出しについて解説した。職務分析ではさらに、その「業務に伴う責任の程度」はどのくらいであるかを検討する必要がある。具体的には、部下の有無、クレームなどのトラブル対応、決済の権限を検証していくこととなる。

 例として、私が支援を行ったA社(小売販売店)を取り上げたい。なお、細かい部分について加工をしている点はご了解願いたい。

 A社のZ店には正社員が10人、パートタイマーが20人在籍している。正社員の内訳は、店長が1人、売場責任者のリーダーが2人、一般職が7人だった。役職名や業務の内容から、権限、責任の程度を想像できる面もあるが、今一度整理してみよう。権限、責任の程度を整理するに当たっては、図のような組織図をあらかじめ用意しておくと良い。指揮命令系統や上下関係が明確になるからだ。…

筆者:はしおか社会保険労務士事務所 社会保険労務士 橋岡 雅典

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令和5年8月7日第3411号11面 掲載

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