【人的資本経営期のHR用語集】第47回 パーパス経営(前編) 人材定着策の1つ 情に対しアプローチ/木谷 宏

2023.08.24 【労働新聞】
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 異論を怖れずにいうならば、企業を所有する者は株主あるいは出資者であり、運営するのは正規/非正規を問わずすべての従業員である。では企業はいったい誰のために存在するのか。株主のため、従業員のため、顧客のため、地域のため…と枚挙に暇はない。企業とは決して“空中に浮遊する孤立した存在”ではなく、さまざまな利害関係者(ステークホルダー)に囲まれる、“人々や集団と共生する存在”と考えてみよう。ステークホルダーが活動する場所を「社会」と呼ぶならば、企業は社会のために存在するともいえる。これを説明する概念が企業の社会的責任(CSR)であると前号で見たが、1つの企業を他とは異なるユニークな社会的存在とするための根拠が「経営理念」である。

 経営理念とは、その企業がなぜ社会に存在する(して良い)のかを宣言する存在意義や使命の可視化であり、…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和5年8月28日第3414号12面 掲載

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