【今週の注目資料】「人権擁護に関する世論調査」の概要(総務省)

2022.12.01 【労働新聞】
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「職場で人権侵害」3割

 調査は、今年8~9月に18歳以上で日本国籍を有する3000人を対象に行い、有効回収数は1556人(51.9%)だった。「今までに自分の人権が侵害されたと思ったことがある」と答えた27.8%の人のうち、30.1%が「職場での嫌がらせ」を受けたときに思ったとしている。

 人権侵害されたと思った場面で最も多かったのは、「あらぬ噂、他人からの悪口、かげ口」で、54.4%だった。「使用者による時間外労働の強制などの不当な待遇」も17.1%と少なくない。

 身の回りで女性に関する人権問題だと思ったこととしては、「女性が管理職になりにくいなど、職場で差別的待遇を受けること」が39.0%で3番目に多かった。高齢者に関しては「働く能力を発揮する機会が少ないこと」が28.4%で、4番目に多く挙がっている。

「人権擁護に関する世論調査」の概要(総務省)

この連載を見る:
令和4年12月5日第3379号4面 掲載

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