【ダイバーシティ経営の意義と実践】第5回 女性活躍の現状 「役員いる」は3割強 夫の長時間労働も制約に/伊岐 典子

2022.11.03 【労働新聞】
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M字カーブは年々解消

 今回は、日本におけるダイバーシティ&インクルージョンの現状を女性の活躍を中心に概観してみたい。

 2021年における日本の雇用労働者(役員を除く)5662万人の構成は、男性正規雇用労働者が41.6%と多いものの、女性正規も21.8%に上るなど、他の属性の労働者もそれぞれ一定割合以上を占めていることが分かる。また男性正規の割合は、均等法施行時(1986年)の58.3%から16.7ポイント減少しており、その分他の属性の労働者の割合が増えて、日本全体では性別、雇用形態のダイバーシティが進んできているともいえる。しかし、女性正規雇用労働者の割合は86年に25.1%であったものが、ダイバーシティ経営に注目が集まり始めた2013年には19.7%と2割を割り込んでおり、その後反転して21年には21.8%まで回復したが、大幅にそのウェイトが増加したとはいえない(以上図1参照)。…

筆者:21世紀職業財団 会長 伊岐 典子

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令和4年11月7日第3375号13面 掲載

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