【社労士が教える労災認定の境界線】第97回 翌日の準備を忘れ会社に戻り、暗い倉庫内でつまずき負傷

2011.01.15 【安全スタッフ】
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災害のあらまし

 Aは左官工事業を営む会社に勤務する左官工である。

 Aの会社は、ほとんど100%近く元請建設会社の下請けとして事業を行っている。そのため元請工事会社の意向によって仕事の密度が変化することが多々あり、その日の現場が終わった後も次の日の作業に備えて準備を万端にしておくことが求められている。

 事故当日Aは現場作業を終えて会社に帰り後片付けを終了後、会社を出たところで、次の日の準備に欠かせない仕事を済ませていなかったことを思いだし、急いで会社に戻り、上司の許可を受けてはいなかったが自分の判断で倉庫内で翌日の業務に必要な部材や工具などを確認し始めたところ、照明を落としていたため、床にある段差(約30cm)につまずき右足首を捻挫した。

 たいしたことはないと思い、そのまま確認作業を続けたがAが思っていた不備は特になく、結局何も追加作業をすることもなく帰宅した。しかし、翌日に腫れがひどくなり精密検査の結果、骨にひびが入っていることが判明し2週間休業することとなった。復帰後、しばらくは用心のため現場作業以外の業務に就くことにした。…

執筆:中小企業福祉事業団幹事 山下労務管理事務所 所長 山下 充晃

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平成23年1月15日第2130号 掲載

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