均衡料率 2021年度から10%超に 保険料収入が大幅減 健保連
2020.11.19
【労働新聞 ニュース】
新型コロナの影響を試算
健康保険組合連合会(健保連)は単年度収支がつり合う均衡保険料率が、来年度に10%を超える見通しであると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済悪化の影響を試算したもので、保険料収入の大幅な減少を見込んでいる。現在の料率を維持すると、来年度は6700億円の赤字、均衡保険料率は10.2%になるとしている。料率が協会けんぽの平均である10%を超えると、健保組合を維持するメリットが少なくなるため、解散が多発する可能性がある。…
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令和2年11月23日第3282号3面 掲載