違反率は67.4% 協定なし残業が最多 平成23年定期監督 厚労省

2012.06.25 【労働新聞 ニュース】
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 厚生労働省は、平成23年の定期監督等実施結果をまとめた。労働基準法や労働安全衛生法などの違反率は67.4%に上り、対前年比0.7ポイント増とわずかに悪化した。監督対象は13万2829事業場。

 業種別の違反率は、道路旅客運送業が79.2%と最も高く、金属製品製造業79.1%、医療保健業78.5%などと続く。

 項目別の違反件数をみると、労基法関係では36協定の締結・届出をせずに時間外労働を行わせるなど「労働時間」が2万9412件で最も多く、次いで、割増賃金の一部または全部を支払わない「割増賃金」が2万1143件となった。安衛法関係では「安全基準(事業者の講ずべき措置)」が2万3116件、「健康診断」が1万6459件とめだった。

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平成24年6月25日第2878号2面 掲載

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