無期転換逃れ 元社員が提訴へ 日本通運

2018.04.17 【労働新聞 ニュース】
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 日本通運㈱の有期契約労働者が、「無期転換ルール」施行後の最初の更新から4年10カ月で雇止めされたのを不当として、4月2日、東京地裁に提訴した。「無期転換逃れ」と主張している。

 同労働者は、無期転換ルール施行前の平成24年6月に「支店社員」として雇用され、下請業者に出入荷の指示を出すなど正社員と同様の業務に従事。雇用契約は、1年単位で更新していた。

 24年の採用時は、「長く働ける」といわれたという。また、雇用契約書に「25年4月以後の更新について、始期から通算5年を超え更新することはない」という文言が加わった後、27年6月の更新の際に同変更について質したが、「書式が変わっただけ」と説明を受けた。

 30年1月、同年3月末付をもって契約を更新しないと通知された。

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平成30年4月16日第3157号4面 掲載

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