客室乗務員 訓練も契約期間に通算 無期転換を認める 東京地裁

2019.09.10 【労働新聞 ニュース】
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司法による判断は初めて 

 KLMオランダ航空の客室乗務員3人が、無期転換申込みを拒否され雇止めになったのを不服とした労働審判で、東京地方裁判所が無期転換を認める決定をしていたことが分かった。裁判所が労働契約法第18条に基づき無期転換を認定したのは初めてとみられる。3人は2014年3月に採用され、9週間の訓練後に有期労働契約の更新を続け、訓練を含めた通算契約期間が5年を超えた。今年1月に無期転換申込みをしたが、訓練は労働契約期間でないとして、同社に拒否され雇止めされた。同地裁は訓練も労働と判断。契約期間に通算し、無期労働契約が成立しているとした。…

【令和元年8月19日、東京地裁労働審判】

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令和元年9月9日第3224号5面 掲載

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