企業の配慮問題なし 発言は不法行為と判決 障害者雇用

2017.12.26 【労働新聞】

 小売業の㈱いなげや(東京都立川市)で働いていた知的障害のある元労働者が、虐待を受けたとして同社とパート労働者1人を訴えた裁判で、東京地方裁判所は、一部発言の不法行為を認め22万円の損害賠償を命じた。

 平成20~25年に勤務していた元労働者は、午前のみ働き、ベーカリー部門でパンの陳列などに従事。何度注意されても古いパンを手前に置くなどの動作が覚えられなかったほか、集中力を欠く場面も多々あった。同パートから「幼稚園児以下」などの発言や肘鉄を受け、親にも報告していた。

 脇博人裁判官は、店長が事実確認をし、注意した実態から、「幼稚園児以下だ」「馬鹿でもできる」とした発言があったことを認めた。その他の発言や肘鉄などの行為は、原告の証言以外に証拠がなかったことから認定しなかった。…

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掲載 : 労働新聞 平成29年12月18日第3141号5面

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