東電HDから新会長 AI時代の付加価値語る 日本生産性本部
2025.06.24
【労働新聞 ニュース】
日本生産性本部は、新会長に小林喜光前副会長(東京電力ホールディングス㈱取締役会長=写真右)を選出した。茂木友三郎前会長(=左)は名誉会長に就任した。
小林会長は就任挨拶で、「今後は、ウェルビーイングや安心・安全、文化・コンテンツ、食など、GDPのような従来の指標には表れない、ココロや感性が付加価値となる時代に入る」とし、「労働生産性とは何か」という根源的な問いに挑む考えを示した。生成AIの大規模言語モデルが台頭する現代を「大革命期」と捉え、いかに知的生産に付加価値を付けるかが重要になるとしている。
令和7年6月23日第3502号3面 掲載