腰痛予防へ動画作成 「座りながら」体操中心 栃木労働局
2025.05.30
【労働新聞 ニュース】
栃木労働局(川口秀人局長)は、腰痛災害防止に向け、「痛めNiceとちぎ腰痛予防体操」の動画資料を作成した(写真)。約10分間で計10種類の体操を行うもの。座りながら太もも裏を伸ばすストレッチや、背筋を伸ばす動きなど、椅子を利用した体操を多く取り入れている。同労働局健康安全課は、「休憩時間で椅子に座るときなど、隙間時間に視聴しやすい。事務職といった座り仕事の人にも実施してもらいたい」と話している。
体操は、栃木県理学療法士会(南雲光則会長)が監修している。動画と併せて、体操をまとめたリーフレットも作成した。動画が視聴できない環境でも、体操の動きを確認できるようにしている。
令和7年6月2日第3499号4面 掲載