新規申立ては62件 環境改善で減少傾向に 都労委・6年不当労働行為審査
2025.05.28
【労働新聞 ニュース】
東京都労働委員会(團藤丈士会長)は、令和6年における不当労働行為審査事件の取扱い状況をまとめた。6年に取り扱った事件は393件で、新たに申し立てられた新規係属事件は62件だった。新規係属件数は平成27~令和3年は95~117件で推移していたが、4年は83件、5年は79件と減少傾向を示す。都労委事務局は、「働く環境が改善されてきたことが、減少の一因と考えられる」と分析している。
申立て内容別にみると、多い順に「団交拒否」が52件、組合活動への嫌がらせなどの「支配介入」が39件、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和7年5月26日第3498号4面 掲載