【特集1】機械安全推進へ リーダーを育成 リスク再検証し防護策講じる 挟まれ中心に労災件数が半減/日本精工㈱

2025.05.12 【安全スタッフ 特集】
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 日本精工㈱では、機械安全に精通した人材の育成を通じて労働災害防止を推進している。生産業務にあたる従業員の1割がセーフティサブアセッサ資格を取得し、社内で任命したリスクアセスメント推進リーダーが工場間の相互点検を通じてリスクアセスメントの再検証を実施。危険源の網羅的な抽出とリスクの低減を進めた。重大災害未然防止活動、安全文化醸成のワークショップなどにも取り組み、約10年で休業災害件数を半減させる成果へとつながっている。

セーフティサブアセッサ取得を促進

 産業機械を動かすために必要不可欠なベアリングの国内パイオニアであり、現在は自動車や機械部品などの製造までグローバルに展開している日本精工㈱(NSK)。国内外に多数の生産拠点を持つ同社では、グループのコアバリューのひとつに「安全」を位置づけ、「安全をすべてに優先」「安全・安心・働きやすい職場づくり」の理念のもと、すべての従業員の安全確保と安全レベル向上を目指す活動を継続している。

 安全方針では、「人」「ハード対策」「コンプライアンス」の3つを重点に掲げる。ハード対策で近年、力を入れて取り組んでいるのが、…

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2025年5月15日第2474号 掲載
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