【賃金事例】サイショウ・エクスプレス/運転者の最高年収700万円 部長と同水準確保へ
2024.06.13
【労働新聞 賃金事例】
全員で協議し行動基準策定
運輸業の㈱サイショウ・エクスプレス(東京都江東区、齋藤敦士代表取締役)は2024年問題への対策として、ドライバーのキャリアパスを整備した。最上位等級まで昇格した場合、部長と同格として扱い、最高年収700万円で処遇する。特定の人材に偏りがちだった業務の平準化が不可欠と考え、割り当てられた仕事に対して協調性を持って対応したかどうかなどを評価し、基本給の昇給に反映する仕組みを採り入れている。全社員で話合いを重ね、2年がかりで求める人材像の設定から等級の定義、約20項目の行動評価基準の策定まで取り組んだ。…
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令和6年6月17日第3453号8,9面 掲載