【特集2】新規入場者向け教育動画を作成 重機災害防止の基本ルール伝える/トンネル専門工事業協会

2023.05.29 【安全スタッフ 特集】
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 (一社)日本トンネル専門工事業協会(野﨑正和会長)は、トンネル工事の新規入場者向けに労働災害防止のための基本行動を教える動画を作成した。「ずり出し作業中のエリアには立入禁止」「切羽の天端から45度の範囲は原則立入禁止」といったルールのほか、「重機のキャタピラ上にカラーコーンを置き、稼働時に外しながら周囲の安全確認」「落石防護マットの使用」「高所作業車の接触防止バー」などの安全対策の必要性を、労働災害事例とともに解説している。

駐機時はキャタピラにコーン設置

 作成したのは「安全に作業を行うために~トンネルで働くみなさまへ」と題した約12分の動画で、労働災害を防ぐうえで基本となる安全ルールと「重機作業」「切羽作業」「高所作業車」の安全対策のポイントをまとめている。

 同協会によると、令和4年度に会員企業で発生した労働災害は41件で、うち休業4日以上は19件、死亡災害は2件だった。最も件数が多かったのが稼働中の重機に挟まれたり激突する災害。注意点として、「重機稼働中には絶対に範囲内に立ち入らない」として、「駐機時にはキャタピラ上にカラーコーンを置き、移動する際にはコーンを外しながら、周囲360度の安全確認で人の立ち入りを確かめる」など接触事故を防ぐための対策を解説している(画像①)。…

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2023年6月1日第2427号 掲載

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